内容説明
職場であれ家庭であれ、人を教え・導く場面で全くとまどわない人は少ないのでは。教える際の話し方では「間のとり方や抑揚が大事」といったノウハウ・レベルのことから、「教える人はテイクを期待してはいけない」などのメンタル面まで、まさに安河内先生の“現場で役立”つ知恵が凝縮した一冊。ご自身の試行錯誤から編み出されたものなので、必ず役立ちます!
目次
プロローグ 惜しみなく「教える」ことで人は成長できる
第1章 「教える」とは、どういうことか?
第2章 相手にわかってもらう教え方
第3章 相手のやる気を引き出す教え方
第4章 相手のタイプにあわせた教え方
第5章 多人数を前にしたときの教え方
エピローグ 20年間、教えつづけてわかったこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりぞう
1
全体的には薄い内容。「全う」なことも言っている(ただし「全う」な人は既に知っている)ところもあるんだけど、「穴埋め」的なコンテンツになってるところも多い。すべてが著者の「経験的」「思い込み」によるもので、データオリエンテッドなヒントを得ようとする人には、何の役にも立たない。2023/02/27
八重葎
1
読んではみたものの、自分は本格的に人に教えることはないだろうなと、せいぜい仕事上の手ほどき、引継ぎレベルかな。とはいえこれはこれで役に立つと思う、論理ブロックや「教師たるもの五者たれ」の意識などは色々と活用できそうだ。なんとか意識して実践できるようになりたいものだ。2015/05/19
記録専用
1
読んでて面白かった(≧∇≦)。「テクニックと人間味を合わせると、人心にも入りやすくなるんだなぁ。」と読み終えて思った。2013/05/22
tennis_3594
1
生徒に教える時に必要な資質・姿勢・能力が具体的に書かれていて分かりやすかった。指導関係の本を読んだ経験はまだ浅かったため、ほとんどのことが新鮮で、学ぶべきことがとても多かった。(実際にドッグイヤーの箇所がすさまじい量になった。)これから塾講師や個別指導などのアルバイトを通して、この本から知ったことを実際に使って、自分のものにしたいと思う。2012/08/01
wataruo
0
耳の痛くなるようなことが多数あった。技術の話ではなくて気持ちというか相手のことを想う気持ちについて語られている部分から学ぶことが多かった。教えることに対する姿勢はすぐに取り入れようと思う。ただ、「教えること」そのものが生業ではない人に本書で書かれていることをすべてやるのは正直なところ難しいと感じた。2016/02/19