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内容説明
人はたった一つの言葉でも変わることができる! 野村再生工場の異名をとる著者が経験から導き出した人間再生の極意とは何か。
目次
第1章 やる気を引き出す言葉
第2章 気づきを与える言葉
第3章 やさしい言葉をかけるだけが愛情ではない
第4章 ほめてやらねば人は動かじ
第5章 人を見て法を説け
第6章 戦略としての言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
17
いつもの野村節が炸裂する。今回は愚痴が少ないのと、自慢が少ないのと、古田へのボヤキが少ないのが特徴。しかし、いつもながら、感心させられるのは、当たり前の事を、当たり前にする姿勢。弟子にも感じているかつてのの教え子に対する愛情がひしひしと伝わる。怒ることで成長を促す方針に、対極に見える表裏一体の褒め方が秀逸。南海監督時代の3悪人も再度の登場で嬉しく感じる。人は褒められすぎると調子に乗り、怒られると反発する。この二律背反の教えを実践し、野村氏から見ると孫に当たる、教え子の教え子が楽しみになる。2013/09/04
C-biscuit
15
図書館で借りる。監督というか野球人として有名であり、ボヤキがトレードマークとなっているが、非常に頭の良い人である。経験的なものの紹介となっているが、若い頃に読書に目覚めており、「活眼活学」という本が起点となっているようである。この本にも随所に古典が出てきており、著者の経験に深みを与えている。プロ野球にそこまで興味もないのであるが、有名選手が多く出てくるので、わかりやすい。野球好きなら尚更入ってくる本ではないかと感じる。言葉がいかに大事かと考えさせてくれる。人を動かすという根っ子の愛情を忘れてはならない。2019/08/18
hinako
10
整理していて見つけたので再読。面白かった。以前読んだときは部下がいなかったけど、今はいるので、読み返してみて「うむ。あの時の対応は良かったかも」、「ううむ、そこまで考えてなかったかも・・・」というような気付きもあった。ノムさん、いつまでも元気でいてね。2019/06/22
Kaz
8
毎回よく似た内容を聞かされていると、だんだんその気になってくる。「ボヤキ語録」というタイトルだったが、これまでの野村本の焼き直しがほとんど。大久保のことを褒めていたのが今までになかったところかな。2015/09/24
Humbaba
7
一度どん底をみた事のある人間は,失うものがない.だからこそ,新しい挑戦をすることができる.例え総合力で負けているとしても,自分の得意なこと一点に絞って戦えば,強者を倒すことも可能である.2011/05/31