角川oneテーマ21<br> あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将

個数:1
紙書籍版価格
¥775
  • 電子書籍
  • Reader

角川oneテーマ21
あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将

  • 著者名:野村克也
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2013/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047101838

ファイル: /

内容説明

監督の器とは何か?WBC問題に端を発した監督選考。リーダーの資質と条件を徹底分析する前代未聞の監督論。全球団の監督を敵将が徹底評論する!

目次

第1章 監督の条件(「監督業」に殺された蔭山さん なぜ名参謀は名監督になれないのか ほか)
第2章 私が見た「名監督」たち(選手を動かす六つのファクター 恐怖と情感にあふれていた星野仙一 ほか)
第3章 間違いだらけの監督選び(迷走したWBCの監督選び 人材不足が監督選考を難航させた ほか)
第4章 野村流監督心得(青天の霹靂 ブレイザー・ヘッドコーチ ほか)
第5章 人を遺してこそ、真の名監督である(財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする 監督の仕事は「人づくり」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

140
先日、西武ライオンズの森監督の本を読んだので'ライバル'野村監督の本を手に。こちらはこちらで、やっぱり?森監督のコトが随所に書かれており、お互いによきライバルと意識してたんですね〜。今、考えると92年&93年の日本シリーズはスゴかったなぁと。まさしく知将同士のぶつかり合いで、野村監督も本書でそのことにふれています。とにかく何よりも野球が好きで、野球のコトばかり考えていて、なおかつ'人を育てる'コトも真剣に取り組んできた監督の野球観だけではなく、人生観もしっかりご教示いただける素晴らしい良書と思われます。2018/10/29

ジェンダー

52
これこそ弱いチームでも強く出来た秘訣のような気がします。もちろん考えることは当然であるけれど必ず捨て試合を作りながらまた日本シリーズでは他の監督に情報をもらいに行きながら試合に望んでいる。野村監督にとって情報というのは戦略を立てる上で必要な物であるけれど情報に頼り切るのもよくないと言いたいように思います。もうこれからまた監督に難しいかもしれないけれど強いチームの監督も見てみたいと思います。また監督の比較も興味深く読めました。実際に観たことがない人もいるけれどやり方に正解がないというのがわかる。2014/07/22

再び読書

29
「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする。」正に名監督の条件と思われる。野村氏の感心させられる所は常に向上心を絶やさない。若者が本来持っていないといけない思考である。兎にも角にも、人はつて楽な方に心が動き、堕落の道を進んでいってしまう。ふと思ったときに読むべき本と思う。「情けは人の為ならず」野村氏の著書を読むと何故かこの言葉も浮かんでくる。人生死ぬまで、自分の疑問に対して真摯に向き合い、その回答・克服に挑戦し続けていきたい。もうすぐ50才も見えてきているが、70才の野村氏を見習いたい。2013/03/11

金吾

24
野村監督の監督論です。監督に必要な要素を明らかにし、過去の名監督を各要素で評価している部分は良かったです。2021/10/05

マッちゃま

18
自分自身の立ち位置が変わってきたことで、いわゆるリーダー論的な本が読みたくてノムさんの本を手に取りました。昔と違って叱るだけでは人は動かないわけで、褒めて伸ばすのが今のやり方とは分かっているつもりです。まぁ〜僕のは つもり…なんですよね(苦笑)職種が違うので、本書が書かれていることが全て僕に当てはまるわけではありませんが刺激にはなりましたし参考になりました。プロ野球の監督と言う誰でもがなれるわけでもなく、いわゆる憧れのポジション。その立場になったものが、どう振る舞うか?どう考えるか?少し見えた気がします。2023/08/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/536780
  • ご注意事項