内容説明
頭の使い方をほんの少し意識して変えるだけで、まったく違った人生を送れる!――予備校の現代文指導で絶大な人気を誇る出口先生が、どんなに激しい環境の変化にも対応できる思考方法を伝授。
目次
第1部 時代がロジカル・シンキングを求めている(自分で考えること―ロジカル・シンキング 予備校の教壇にて 頭の使い方しだいで別の生き方ができる ほか)
第2部 ロジカル・シンキングを自分のものにする(ロジックとは何だろう ロジックの法則を知る 大学の入試問題から ほか)
第3部 ロジカル・シンキングがあなたの生き方を変える(考えることと覚えること 雪だるま式記憶法 どんな本を読むべきか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
57
ロジックとは同じことの繰り返しである。言いたい事は唯一つ。自分の言いたい事を相手に知らせる時、相手に解かる様な例え話をする。自分の意見を表現する為に、色々な方向から説明する。エピソードや引用、比喩、レトリック、など様々な手段で繰り返し説明して、道筋を立てて論旨を伝える。営業活動やプレゼンテーションに於いてもロジカルシンキング力を高めれば「なんかうまくいきそう。好転しそう。」そんな気持ちになってきた。上手く頭を使い、ものの捉え方をほんの少し変えるだけで、今迄とは全く違った人生をも送る事が出来る様な気がした。2013/01/24
TomohikoYoshida
4
「考える技術・書く技術」を読んだが、サッパリ理解できず、「他の本を読まなきゃ」と思ったとき、いつ買ったかまったく記憶にないこの本が本棚にあった。よかったのは、ロジックというものがいかなるものなのか、その正体をいくつかの例題文も含めて解説してくれるところ。しかし、ロジカルシンキングのためのストックノートを作るのは面倒だなぁ…というのが正直な気持ち。2020/08/25
いーたん
3
底本が1999年ということで、よみ活字=本、という感覚に今や違和感を感じるのは仕方ない。2020/05/17
柊
2
ロジックと想像力こそすべて。要旨を理解し、そこに連なるものを読み解く。文字を追う必要はなく、ロジックを追う。相手の伝えたいことを相手の立場で考える。演繹と帰納を使い分ける。些細なことから始めていく。2018/10/11
Imai Ryosuke
2
言いたいこと。それを成り立たせるためのロジック。うん。もう少しロジカルシンキングを学ぼう。2015/11/20