中経出版<br> あらすじで読む日本の名著

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中経出版
あらすじで読む日本の名著

  • 著者名:小川義男
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • KADOKAWA(2012/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784806118206

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内容説明

日本文学の名作28編をあらすじで収録。『雪国』『野菊の墓』など、読み損ねたあの作品も、夢中になったあの物語も、思い出とともにいま、よみがえる!浮雲(二葉亭四迷)/金色夜叉(尾崎紅葉)/五重塔(幸田露伴)/たけくらべ(樋口一葉)/高野聖(泉鏡花)/不如帰(徳富蘆花)/高瀬舟(森鴎外)/彼岸過迄(夏目漱石)/蒲団(田山花袋)/牛肉と馬鈴薯(国木田独歩)/野菊の墓(伊藤左千夫)/土(長塚節)/友情(武者小路実篤)/暗夜行路(志賀直哉)/恩讐の彼方に(菊池寛)/奉教人の死(芥川龍之介)/女の一生(山本有三)/蟹工船(小林多喜二)/機械(横光利一)/雪国(川端康成)/春琴抄(谷崎潤一郎)/黒い雨(井伏鱒二)/風立ちぬ(堀辰雄)/李陵(中島敦)/斜陽(太宰治)/放浪記(林芙美子)/金閣寺(三島由紀夫)/野火(大岡昇平)

目次

『浮雲』二葉亭四迷
『金色夜叉』尾崎紅葉
『五重塔』幸田露伴
『たけくらべ』樋口一葉
『高野聖』泉鏡花
『不如帰』徳富蘆花
『高瀬舟』森鴎外
『彼岸過迄』夏目漱石
『蒲団』田山花袋
『牛肉と馬鈴薯』国木田独歩〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

41
日本の古典に馴染みがなかったウチの子(たち)の中学校の国語教科対策に買ったような気がする。そういう目的にはかなう本かもしれないが読み物として読むには不満多々あり。2014/07/01

ゆい

7
わりと後ろ向きな感想が多いけれど、私は結構楽しかった!この時代の文学の傾向、日本人らしい美学が全体的にわかってきた気もします。知ってる作品も知らなかった作品もなんとなく頭に入れることもできたし、尚更原作に触れたくなった。恩讐の彼方に、は道徳の教科書みたいだなあ。2015/03/15

RUI

4
菊池寛の『恩讐の彼方に』は好きです。でも、原文そのままを読みたいのは谷崎の『春琴抄』。偽物である作品の下敷きを恰も存在したようにし、『春琴抄』に焼き直したっていうコンセプトがすごい。2014/01/23

下宿

3
気になったのは『春琴抄』。口臭い弟子に口臭いという春琴に惚れ惚れ。本を買って読もうかな。それにしても、文学人て東大出身者ばっかりですな。2012/06/30

裕由

2
題名どおりあらすじで。若い人達がここから文学にひたしむきっかけになればいいね。 私は安楽死にまつわる文学的アプローチの研究をしてみたくなった。2018/02/12

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