角川文庫<br> 十五少年漂流記

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角川文庫
十五少年漂流記

  • 著者名:ジュール・ヴェルヌ/石川湧
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784042022015

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内容説明

荒れくるう海をただよう一艘の帆船。乗組員は15人の少年たち──嵐をきり抜け、たどりついたのは、故郷から遠くはなれた無人島だった! いつか来る助けを信じ、15人は島での生活をはじめる。力を合わせ、知恵をしぼり、時にぶつかりながらも、たくましく生きる少年たち。やがて怪しい新参者が島にやって来て……。冒険小説の巨匠ヴェルヌによる、不朽の名作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

41
以前読んだのはいつだったか……。ブリアンとドニファンの争い、ジャックの罪とその告白は覚えていたが、あとはなかなか。なのでしっかりこの世界に入り込めた。黒人のモコに選挙権がなかったり、悪人相手とはいえ殺しを少年たちがやり遂げる辺りは、現代では創れない話になってしまったのかなあ。またケートという大人の女性が出てくることも記憶になかった。年長の三人はケートに恋心を抱いたりしないもんだろうか。そういえば、この少年たちの暮らしから、サバイバル能力を身に付けなくては、と焦った自分の少年時代を思い出した。2022/03/13

25
なんで子供の時に読まなかったんだろう。そうしたらもっともっとワクワクしただろうに! もちろん今でも十分楽しめた。でも子供とは全然感情の種類が違う気がする。それぞれの年代で読み逃してはいけない本のひとつなんだろう。あと挿し絵付きで読みたい本だった。2012/09/20

がいむ

22
旅行に持って行って読了。子どものころ読んだと思うけど、大人向けは初めて。冒険ものは面白い。仲間割れもしそうになるけれど、力を合わせて難局を乗り切る少年たち。2019/09/17

シャルル

17
自分の中で目標が定まらず、フラフラしていた時に目につき読んだ。 少年達が困難を乗り切る所で勇気を分けて貰おうと思ったが、少年達が逞しすぎる…笑 大人よりよっぽどサバイバル能力が高い。 それでも協力して乗り切る彼らには元気を分けてもらえる。 やっぱり冒険物はワクワクする。2019/07/05

へろ (冬眠中)

13
十五人の少年が迎えた絶対的危機。困難を乗り越える勇気・信頼・冒険の物語です。角川フェアに便乗して初読しましたが、素晴らしい内容でした。最後まで諦めないこと。仲間を信頼すること。精一杯生きること。未来を見据えること。大人視点で非現実的と言えば終わりですが、この物語には、あまりにも多くの教訓が含まれていると思います。どうか、これから未来を歩く少年少女が、強く明日へと進めますように。2011/08/02

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